8月5日(土)の全日本写真連盟・津支部例会において、29年間、お世話になってきた
津支部(全日本写真連盟)から退会することを決意して、例会の席で表明をしました。
その理由も、津支部が嫌だから。写真が嫌になった。などと間違った誤解を招くと困り
ますから、言っておきますが、年々視力も低下し、特に昨年の眼科手術以降、どうも調
子が良くありません。以前は2m程度先までは見えましたが、現在は1mほどの範囲し
か見えません。そのため被写体を、察知する事がより難しくなり、偶然、良い被写体に
遭遇していても気付かず、撮影チャンスが激減しています。
視覚障がい者というハンデがある以上、かなりの努力をして、健常者と対等に競える
(楽しめる)ほどに頑張って来ましたが、年々、それも困難になりつつあります。
だからと言う訳ではありませんが、写真団体という組織(支部)に所属している以上は、
当然、支部活動や団体行事には、積極的に参加して協力して行かなければなりません。
私も長年、出来る限りそうして来ました。
眼の調子が悪いと、参加・協力できない事も増えてきて運営委員だった私は、大変申し
訳ない気持ちと、参加したくても行けない悔しさで、半年ばかり悩んでいました。
長年、指導を受け、お世話になっている長島幹生氏に、この心情を打ち明けた後やっと
気持ちの整理もつき、今後は自分の出来る範囲で、自分のペースで写真を撮って行こ
うと決めました。
津支部の例会で、支部員と長島先生の前で退会の挨拶をして、会場を出た途端に、
思わず涙があふれました。
津支部から離れ、フリーになり一ヶ月が経過した今、少しゆったりとした気持ちになり、
無理せず自分のペースで撮影に出掛ける様になってきました。まだまだ良い写真を撮る
熱意と努力、そして行動力は衰えていませんからマイペースで頑張りたいと思います。